今年から職場が変わりまして、ようやく仕事にも慣れてきた今日この頃。
現在の職場は先生として生徒たちと接する機会が多い職場です。
一応は表現者を目指している人が集まる学校で、私自身もいろいろ勉強させてもらうことが多いです。
さて、そうやって生徒と接していく中で感じたのが「とりあえずやってみる」ってことが苦手な子が多いなってことでした。
とりあえずやってみたらわかることは意外とある
最近の子の傾向なのかわからないんですが、失敗するのを恐れてとにかく頭で考えて考えてから動く人がすごく多い。
考えなしに動くのもどうかとは思いますが、動いてみないとわからないことって意外とあるんですよね。
「自分には向いていない」と思い込んで避けていたことが、意外と好きだったってことが結構あります。
例えば、私だったらダンスとか。
元々運動音痴で、走るとクラスで一番遅いし、持久走なんて「時間内に間に合わないから」と昼休みから走らされたこともありました
ですが、専門学校でダンスをやってみると、表情や体の動かし方で気持ちを表現するって面白いんだなあって気づきました
運動神経は急激に良くなることはありませんでしたが、みんなと一緒にダンスを踊るのが楽しくて、人一倍練習しました。
失敗するのは悪いことじゃない
そんな風に「苦手だ」と思っていたことでも、やってみると意外と向いていたり、楽しさを発見したりすることができます。
「どうやったら失敗しないか」よりも、まずは一回やってみて、失敗した時に対策を考えるのが一番効率がいいですよね。
「失敗する」ということは怖いです。私も。
だって、失敗したら怒られるのが当たり前だったから。
でも失敗することは悪いことではないです。
失敗したら、どうすればよかったかを考えたらいいんです。
失敗して初めて成長できる。
恥かいて、初めて自分と向き合えるって。
私はそう思います。
とにかく行動して、やってみて、たくさん失敗して。
そうしたら引き出しが増えていきます。経験の引き出しです。
経験の引き出しって、いろんなことに使えます。
仕事で活かしたり、表現に活かしたり、人との関わり方に活かしたり・・・
私自身はお芝居をやったりもしていますが、先輩方は決まって「引き出しを増やせ」っておっしゃいます。
これはなぜかというと、例えば飲食店で働いたことがない人がウェイトレスの役をやれって言われても、すっとセリフが出てきません。
でも、バイトなどの経験があれば、その経験を生かすことができます。
「好き」を生かす
お芝居をしていなくても、今まで人生で経験したことっていろんな形で生かすことができると私は思います。
例えば、私がこうしてブログに思いを書いているのも、以前小説を書いた経験があったからです。
文字を書くのが好き。人が好き。
自分の「好き」を組み合わせることで、他の人にはできない個性になる。
これって素敵なことじゃないですか?
そのためにも、いろんな経験をして、自分の「好き」を見つけるためにとにかくいろんなことをやってみるって大事だなあって思うのです。
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